【ネタバレなし】Omoriをやったよ【感想とちょっとした紹介】
やぁ、あひぁだよ。久しぶりにこのブログらしい趣旨の記事が書けそうで、気分がワクワクしています。嘘です、Omoriやった直後の執筆なので気分はDEPRESSED(陰鬱)です。ひとつのルートをクリアしたので(恐らく複数のルートが存在する)、筆をとった次第です。ちなみに日本語訳は未だだが、難しい英語は一部場面以外そんなに多用されないので、クリア先駆者になりたい人はぜひともプレイして頂きたい。
日本語版リリースおめでとう!現在私生活が多忙なのでまだプレイ出来ていないのですが、プレイでき次第公式日本語訳の感想も加筆しようと思います。
というわけで感想の前に、ゲームの紹介をば。
OMORIとは?
Omoriとは、Omocat氏プロデュースのRPGツクールによって作成されたRPGである。クリスマスである12月25日にリリースされた。以下公式Steamストアから引用。
『OMORI』は、『RPGツクール』で開発された、奇妙で夢のような精神世界が映し出されたタイトルです。
どちらも同じように優しく、どちらも同じように秘密を隠している2つの世界を行き来し、初めて(既に)会う(会った)人々や、初めて(既に)戦う(戦った)敵との遭遇や、記憶の旅、隠された(知りたくなかった)真実を巡る旅をすることになります。そしていつか、どちらかの世界を選ぶときがやってきます。どちらの世界がよりリアルか。それはあなたが決めること。
ストア説明文にある通り、夢の世界と現実世界を行き来しながら、それぞれの世界で真実を追求していくゲームである。ストア説明の通り、このゲームにはうつ病や自殺要素が含まれる。筆者もクリア後、かなり”無”になったので、プレイするにはそれなりの覚悟が必要かもしれない。以下、簡潔な紹介を交えて行こう。
※こちらは日本語訳リリース前のストア説明文です。
Omoriの特徴を捉えたゲームシステム
Omoriの戦闘システムはターン制バトルである。その際、四つの感情が存在し、ゲーム進行に大きく左右される。
怒り(ANGRY)
攻撃力を上昇させ、防御力を減少させる。
悲しみ(SAD)
防御力を上昇させる代わり、スピードを減少させる。いくつかのダメージはジュース(MP)に肩代わりされる。ジュースはそれなりに貴重なので個人的にこの感情になり続けるのはオススメしない。
幸せ(HAPPY)
幸運、スピードを上昇させる代わりに命中率を減少させる。道中命中率を大幅にアップされる装備をゲットするのでそれを装備すると命中率減少のデメリットを打ち消せる。
これらの感情は同じ感情ならば重ね掛けすることが出来る。
それぞれのキャラクタの特徴
OMORI
プレイヤーの操作するキャラクター。いかなるときも無表情だが彼もちゃんと感情が変化する(そのときの表情は見物)。ナイフを使い攻撃する。彼のみ武器を交換することが出来ない。アタッカー。
KEL
男の子だったんだ… AUBREYとはたびたび喧嘩をしているイタズラしがちな男の子。ボールを使い攻撃する。スピードがもっとも高いため、装備などでスピードを高めるとより彼の特性を使いこなせるだろう。
AUBREY
Omoriをなにかと気にするわんぱくな女の子。バットを使い攻撃する。彼女は体力が高い。幸せの感情を使いこなすと彼女の特性を使いこなせるだろう。
HERO
美形でモンスターたちに愛されがちなみんなのお兄さん的存在。ヒーラーポジションで、同時に後半に取得するスキルでタンクも請け負うことが出来る。
チームワーク
Omoriにはチームワークスキルがある。誰かがダメージを受けた分画面下部にあるエネルギーが1溜まり、3以上溜めるとそのキャラクターの通常攻撃中に矢印キーを入力することで使用することが出来る。物語を進行させるごとに絆は強固になっていき、チームワークスキルも強化されていく。
OMORI
・ATACK AGAIN
再び攻撃する。絆が強固になると攻撃回数が上昇する。
・TRIP
再び攻撃したのち相手のスピードを下げる。
・RELEASE ENERGY!
要エネルギー10。全員が力を合わせて強力な攻撃を仕掛ける。キャラクタの感情によって多少最終ダメージが左右されるっぽい。全体攻撃を持つ敵がいた場合、エネルギーが溜まりやすいのでこの攻撃をすると良い。
KEL
・PASS TO AUBREY
AUBREYにボールを投げ、AUBREYはバットで打ち返し、敵に強いダメージを与える。
・PASS TO HERO
HEROにボールをパスしあい、敵全体にダメージを与える。
・PASS TO OMORI
OMORIにボールをパスするも受け取れず、OMORIの感情がSADになる。しかし、絆が強固になると…?
AUBREY
・LOOK AT OMORI
OMORIを見つめたのち、敵に強力な攻撃をする。最初OMORIは彼女の視線に気付かないものの…?
・LOOK AT HERO
HEROを見つめたのちHEROから激励をもらい、自身の体力を回復し敵に攻撃する。
・LOOK AT KEL
KELを見つめたのちKELが煽り、AUBREYは敵を攻撃する。互いの感情が怒りになる。
HERO
・CALL OMORI
OMORIを激励する。OMORIの体力とジュースがいくらか回復する。
・CALL AUBREY
AUBREYを激励する。 AUBREYの体力とジュースがいくらか回復する。
・CALL KEL
KELを激励する。KELの体力とジュースがいくらか回復する。
以上がOMORIのおおまかなゲームシステムである。他にも、リーダーを変更しながらマップを進めていくなどの要素がある。リーダーを変更したときに見れる写真もこれまた可愛い。
感想(ネタバレなし)
感想としては前述したとおり、「無」…だった。コレは悪い意味とかじゃなくて、あらゆる感情がドバドバ来すぎてどう考えていいのか分かんなくなった末の。キャパオーバーってやつである。
鬱と身構えてたのにちゃんとギャグパートもあるし、王道的物語のRPGもプレイできるし、メッチャいいね、となった後にうわあああってなったり、希望が見えたと思ったら絶望になったり、夢パートと現実パートのそれぞれの物語進行によって、非常に自身の感情がフル稼働されてしまった。
このゲームはネタバレが致命的なのでほとんどぼかした感想しか言えないのだが、確実に1980円の価値以上のものがそこには待っている。ちなみに筆者のプレイ時間は26時間。これから心が落ち着いたのち取りこぼしなど確認していきたいので(一度きりしか見れないイベント逃しちゃったりした…)もっとプレイ時間は増えると思う。ちなみにストアの説明文のよくわからんカッコ書きもプレイすれば意味が分かる。
Everything is going to be okey
ネタバレありの記事はこちら。
【要パスワード】OMORIネタバレあり感想(リリース間もないのでしばらくはこの方式です) - あひぁの攻略&紹介